土星が水瓶座へ

今日13時、土星が29年ぶりに水瓶座に移動します。


昔、土星は太陽系の一番外側にある星でそれは宇宙の終わり=死を意味し、最大の凶星として恐れられてきました。その後土星の外側に天王星、海王星、冥王星があることがわかり、占星術での解釈はそれにともない変化してきました。   


土星は冷やし固める性質をもつ星で、感情や情緒を必要とせず、リアルに物事を見つめます。

土星は、あいまいにしてきたこと、漠然とした状態、一貫しないものなどに対し斬り込んでいきます。無駄をそぎ落とし、枠やルールを作り規則的なリズムを生み出します。その結果、物事を現実化し長期的に安定化させていきます。  


今年は12月17日に幸運と発展の木星が水瓶座に入り、その5日後、22日土星と木星が水瓶座で重なるグレートコンジャンクションを控えている特別な年。
グレートコンジャンクションとは20年に一度木星と土星が重なる星の現象です。この配列は過去約200年間、土の星座で繰り返し起こってきました。

それが今年年末に起こるグレートコンジャンクションは土の星座では起こらないのです。エレメントを変えて風の星座である水瓶座で起こるのです。

木星と土星のコンジャンクションは時代の精神性、価値体系、社会の中でよしとされる常識、などを象徴します。これが土から風の星座に替わるということは時代のテーマが大きく切り替わることを意味します。(これについてはTJAPANで書いていますのでよかったら参考にしてみてください。)

水瓶座は”ネットワーク”を象徴します。
ネットワークは人や組織のつながりを指しますが
それ以外に通信やコンピューターの連携も表します。

今回の土星の水瓶座入りは、
家、会社、学校、施設、団体など大小の集団が従来の枠や制限を超えどう連携をとっていくか、
コンピューターネットワークをどう使っていくか、

世の中も個人もネット上にあふれる情報とどう向き合うか、

さまざまなメリット、デメリットが浮き彫りになるタイミングです。 また、新型コロナにともなう世界の状況は、水瓶座のテーマでもある ” 国を超えた連携や助け合い” が人類全体のチャレンジになることを象徴しています。


個人レベルではどうでしょう?土星は魂の鍛錬をしてくれる教師のような存在。土星はハードルを上げながら社会にお役にたてるスキルや人間としてのキャパシティーを広げようとします。それはときに日々の状況で苦手なことや苦しいことを突きつけるでしょう。


これをどう乗り越えていきか。

とにかく、面倒だな、苦しいな、と思うことほど、できることから始めてみることです。
そして、少しでも誰かのために役に立つアクションをしてみること。
これを続けていくことが、水瓶座のもう一つのテーマでもある ”幸せの共有や循環” につながり、私たち自身の魂を磨き成長していくことにつながるのではないでしょうか?


香りはこちらを。
土星の香り

サンダルウッド、シダーウッド
上にあるものを下におろし、軸を作る
現実化、安定感、忍耐力をサポート。 


水瓶座の香り
ローズマリー 直感、高次の知恵、変化を促す 

ユーカリ   喉のチャクラのブロックを取り払う、ハートのレベルで感じたことを行動に移す

 ティーツリー 抗菌、抗ウイルス、殺菌、エネルギーの浄化とプロテクション

疲れたときや、先の見えない不安を感じるときは1滴手のひらに落として深呼吸してみてくださいね。

本日もありがとうございます。with much aroha. 

kauri holistic healing|濱 美奈子 公式サイト

占星術アロマテラピー®、数秘術とパワーチャクラ、ニュージーランドフラワーエッセンスなどのメソッドを通じたカウンセリングで、ホリスティックな健康と幸せをサポートします。ヒーラーを目指す方の養成講座も開講中

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